なぜBRESTは1中学校専門なのか
結論からお伝えすると、BRESTが1中学校専門にこだわる理由は、塾の授業、学校の授業、テスト対策を一本の線でつなげるためです。
中学生の勉強は、どの学校でも同じように見えるかもしれません。教科書は同じでも、実際には学校ごとに授業の進み方、単元の順番、テストの時期、提出物、成績のつけ方が違います。
例えば理科には、生物・地学・化学・物理といった分野があります。同じ学年でも、ある学校は生物から進み、別の学校は化学から進むことがあります。数学でも、関数を先に進める学校もあれば、図形を先に扱う学校もあります。国語も、教科書の文章を必ずしも最初から順番通りに進めるとは限りません。
つまり、同じ中学生でも、学校によって「今やっている勉強」が違うのです。
だからこそ、ただ「中学生に英語や数学を教える」だけでは十分ではありません。その子が通っている学校で、今何を学び、次に何が必要で、どこで点数につながるのかを理解することが大切です。
BRESTが大切にしているのは、「塾で予習し、学校で復習し、テスト対策で精度を高める」という3度の学習です。
一般的には、学校で習った内容を塾で補う形もあります。しかしBRESTでは、できる限り学校より先に塾で学習します。
そうすることで、子どもたちは学校の授業を初めて聞く内容としてではなく、一度学んだ内容を確認する時間として受けることができます。
つまり、学校の授業そのものが復習の場になります。
一度目は塾で学ぶ。
二度目は学校で確認する。
三度目はテスト対策で精度を高める。
この流れができると、子どもたちは「わからないまま授業を聞く」のではなく、「一度学んだ内容をもう一度理解する」状態になります。
これはとても大きな違いです。
勉強が苦手な子ほど、初めて聞く内容を一度で理解するのは簡単ではありません。ところが、先に塾で触れておくことで、学校の授業が分かりやすくなります。
学校の授業が分かるようになると、授業中の表情が変わります。手が動くようになります。先生の話についていけるようになります。
その積み重ねが、「自分にもできるかもしれない」という感覚につながります。
私は、勉強嫌いは才能の問題ではないと考えています。わからない状態が続くことで、勉強が嫌いになってしまう子が多いのです。
だからこそ、子どもが「わかる」「できる」と感じられる環境を作ることが大切です。
そして、この3度の学習を本当に成立させるには、1中学校専門であることが重要になります。
複数の中学校の生徒が同じクラスにいると、学校ごとの進度や単元の順番がズレてしまいます。そうなると、塾の予習、学校の復習、テスト対策をきれいにつなげることが難しくなります。
BRESTは、単に地域密着を掲げているのではありません。
その中学校の進度を知り、テストを知り、評価のされ方を知り、その学校に通う子どもたちが最も伸びやすい学習の流れを作るために、1中学校専門にしています。
勉強が好きになるためには、「わかる」「できる」という経験が必要です。
BRESTは、成績を上げる場所であると同時に、勉強を好きになる場所でありたいと考えています。
1中学校専門は、そのための大切な仕組みです。
子どもたちが学校の授業に前向きに参加し、自信を持って学び、自分の可能性を広げていけるよう、これからもその学校に深く向き合う教育を大切にしていきたいと思います。



