小学生のうちから学習塾に通わせた方が良いのか悩んでいる保護者は、多いのではないでしょうか?そこで今回は、学習塾の種類から通うメリット、具体的な選び方まで詳しく解説していきます。 本記事を読めば、小学生の子どもを学習塾に通わせるべきかどうかが明確になるでしょう。
小学生の学習塾には大きく2種類ある
そもそも小学生が通う学習塾には、進学塾と補習塾の2種類に分かれます。そのため、学習塾へ通う目的によって通う塾を見極めることが大切です。①進学塾
進学塾とは、中学受験における入学試験合格を1番の目的とする塾を指し、中学受験を検討している方に適した学習塾です。そのため、進学塾で扱う学習内容は受験に特化しており、先取り授業かつ難易度の高い内容を行う特徴があります。 また、模擬試験や受験対策授業なども実施する塾が多い点からも、中学受験を検討している方は進学塾への入塾がおすすめです。②補習塾
補習塾は、学校で扱っている学習内容を十分に理解するための補助的なサポートを行う塾を指します。そのため、進学塾のように先取り授業を行うよりも、学校で扱っている内容を理解するため復習中心の授業が行われるのが特徴です。 したがって、専門的な対策が必要となる中学受験を行う予定のない方や学校で扱っている学習内容の理解が十分でない方は、補習塾の利用をおすすめします。小学生は学習塾に通わせるべき?
学習塾の種類がわかったところで、小学生がそもそも学習塾に通わせるべきなのかという点を解説します。
中学受験をする場合は大半が進学塾に通わせている
中学受験は、高校受験や大学受験よりも問題が特殊になる傾向が高いため、中学受験を受ける予定の子どもは大半が進学塾へ通わせる方が多いです。とくに中学受験は、毎年1〜2月で実施されることが多く、小学5年生の頃には6年生で扱う学習内容を終了させておく必要があります。 したがって、中学受験を目的に進学塾への入塾を検討するならば、 小学1年生からの通塾がベストですが、 遅くとも小学4年生などできるだけ早い段階から通わせるとスムーズに受験の策ができるでしょう。受験しない場合は、苦手科目の克服など必要に応じて補習塾に通わせる
中学受験をしない場合でも、中学校へ進学するため中学準備という意味も含めて補習塾へ通わせるのもおすすめです。とくに小学生の内容でも小学5〜6年生くらいになると、急に難易度も高くなり、十分に理解できていないまま小学校を卒業してしまうケースもあります。 学習する習慣も身につきやすくなりますので、中学校や高校での理解力を高めることにもつなげられるでしょう。小学生を学習塾に通わせるメリット
小学生を学習塾に通わせるメリットは、大きく4つあります。
- ・苦手科目を集中的に補習できる
- ・子どもの個性にあわせた指導をしてもらえる
- ・学習する習慣がつきやすい
- ・保護者の負担が少なくなる
苦手科目を集中的に補修できる
補習塾の場合、苦手な科目を集中的にサポートしてもらえるため、小学生のうちから苦手科目を克服させることができます。とくに小学生のときから苦手意識を持ってしまうと、全科目の難易度が上がる中学生で克服しようとしてもなかなかうまくいきません。 したがって、早い段階で苦手な単元や科目を減らすためにも、小学生のうちから学習塾へ通うのは大きなメリットといえます。子どもの個性にあわせた指導をしてもらえる
小学生高学年になってくると、思春期に入ってくる子どもも増えてくるため、家庭で勉強を教えることが難しくなります。学習塾に通うようになれば、勉強するための環境と教えることを専門とする講師が対応することができ、子どもの個性にあわせた指導をしてもらえるようになります。 とくに子どもの性格や癖などを塾側に伝えておくと、学習しやすくなるサポートも期待できます。学習する習慣がつきやすい
小学生のうちから学習塾に通う最大のメリットは、学習する習慣がつきやすい点です。中学生になると、部活や委員会など小学生よりも多くの活動を行い、学習内容も難易度が高くなることから学習を習慣化しづらくなります。 しかし、小学生の場合は中学生よりも部活等の活動も多くないため、学習する習慣を身につけやすいです。保護者の負担が少なくなる
学習塾に通っていない場合、学校で習ったことでわからない箇所や宿題などのサポートを保護者が見る必要があります。しかし、学習塾に通わせれば勉強を教える手間がなくなります。 このように子どもを学習塾へ通わせることは、子どもの成長へのサポートを行うとともに保護者の負担を減らすメリットもあります。小学生の学習塾の選び方
上永谷では、上永谷駅周辺だけでも65件の学習塾があります。数多くある学習塾の中から子どもに適した学習塾を選ぶときは、授業料や評判だけでなくさまざまなポイントから総合的に判断することが重要です。校舎の立地
まずは校舎の立地を確認しておきましょう。とくに学習塾へ通う場合、学校が終わってから通うケースが多いため、塾から帰ってくる時間が遅くなります。学校・自宅から遠い場所にある塾は子どもへの負担が多くなり、塾通いを面倒に感じてしまいます。 したがって、子どもの負担を減らすためにも住宅街にある学習塾を選ぶのがおすすめです。 BRESTグループの校舎は他塾と異なり、駅前の繁華街ではなく、子どもたちが通いやすいようあえて住宅街に立地しています。授業形式
学習塾の授業形式は、講師1名に対して生徒1〜2名で対応する個別指導型と、講師1名に対して数十人の生徒へ授業を行う一斉指導型があります。それぞれの指導形式によって、学習の効率が異なるため、子どもに適した授業形式を採用している学習塾を選ぶようにしましょう。 例えば、個別指導型では、授業料は割高ですがその場で講師に質問ができたり、自分に適したペースで学習を進めたりできます。一方、一斉指導型では、学校のように講師1名が多くの生徒に対して授業を行うため、その場の雰囲気など刺激を受けることで学習意欲がわきやすくなり、かつ計画的に定期テスト対策や受験対策をおこなうことが可能です。 このように個別指導型と一斉指導型でも特徴が大きく異なるため、子どもの性格や学習状況に適した形式を採用している学習塾を選択するようにしましょう。