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コラム

いつから小学生を塾に通わせるべき?実態や目的・種類などを徹底解説!

塾で黒板を見て勉強する少年少女

どのくらいの時期から塾に通わせるべきか、悩んでしまう保護者の方は多いでしょう。とくに小学校へ進学したタイミングで、子どもを塾に通わせる家庭も増えています。

そこで本記事では、実際に小学生から塾に通っている割合からその目的、具体的なタイミングまで徹底解説します。塾に通わせようか迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。


小学生が塾に通う目的

塾で勉強する男の子

「小学生から塾に通うのは、少し早いのでは?」と思う保護者の方もいらっしゃいますが、小学生のうちから塾に通うことには以下のような明確な目的があります。

  • ・中学受験に備えるため
  • ・授業理解度をより深めるため
  • ・勉強習慣を身につけるため
  • ・中学進学に備えるため

それぞれの目的によって塾に通わせるタイミングが異なるため、順を追って解説します。

目的①:中学受験に備えるため

私立中学の入試問題は、学校ではあまり深く触れられない内容や思考力を問われる問題が出題されるなど入試問題の中でも特殊です。さらにほとんどの中学入試は6年生の1月〜2月上旬にかけて実施されるため、学校の授業進度に合わせてしまうと受験に間に合わないケースも多くあります。

したがって、中学受験に備えるために小学生のうちから学習塾へ通わせる家庭が多いのです。

目的②:授業理解度をより深めるため

学校での授業は、基本的に集団で授業が進みます。そのため、一人の生徒が理解できていなくても内容が進んでしまうデメリットがあるのです。

もちろん、分からない箇所をしっかりと先生や保護者の方に相談できる子どもであればあまり問題ありませんが、中には分からないことをそのままにしてしまう子どももいます。そのため、学校で理解できなかった部分を学習塾の先生に相談して、学校外で理解度を深める目的で利用する家庭もあります。

目的③:勉強習慣を身につけるため

勉強に対して意欲的な子どもは、学校からの宿題に加えて自主的に勉強を行いますが、そうでない子どもは、宿題すら手につかないこともあり得ます。しかし、塾へ通わせれば勉強をしなければならない環境を作り出せる点が便利です。

とくに自宅だとスマートフォンやゲーム機など誘惑が多く、集中しにくい子どもも多いという理由から、塾を勉強する場所に利用しているケースもあります。

目的④:中学進学に備えるため

小学校の学習内容と中学校の学習内容は、どの教科も難易度が格段に上がります。さらに一般的な中学校では、部活に所属する可能性が高く、難易度が上がった勉強と部活を両立させるのは難しいです。


いつから小学生を塾に通わせるべき?

塾で勉強している少年少女の様子

現状では小学1年生の段階で塾へ通わせているご家庭が非常に多くなりましたが、 ブレストグループでも小学1年生からの通塾を推奨しております。 1年生から通うことで、柔軟性の高い幼少期の段階から6年分の基礎力の積み上げをできるというのはもちろん、「できる」を増やすことで勉強=楽しいというサイクルを作りやすくなります。

ただ、通塾はこどものやる気や家計状況によっても判断がわかれるポイントだと思いますので、この段階まで来たら遅くともご検討いただきたい、というタイミングの目安を説明します。

・授業理解度をより深める
授業の理解度を深めたいときは、子どもが学校で習っている内容が理解できなくなってきたタイミングがベストです。しかし、子どもが学校の授業を理解できていないかどうかの判断は、保護者の方がする必要があるため、普段から子どもとコミュニケーションを取っておくことも重要でしょう。

・勉強習慣を身につける
勉強の習慣化を図るために塾へ通わせる場合は、小学3年生から検討することをおすすめします。なぜなら、小学校に慣れてきて宿題の量も増えてくるのが小学3年生あたりだからです。

小学1年生や2年生などの低学年のうちは、集中力も十分に身についていない可能性が高いので、その時期の入塾は慎重に考えた方が良いかもしれません。

・中学進学に備える
中学進学を目的にするならば、小学6年生の春から夏ごろにかけて検討すると良いでしょう。小学6年生で学習する内容は、中学でも応用する単元も多いです。そのため、小学6年生のうちに塾へ通って準備しておくとスムーズに中学校の学習内容に入っていけるでしょう。

・中学受験に備える
中学受験に備えるならば、3年生の2月から本格通塾開始というのが一般的な中学受験塾の流れとなります。 3年生になると、プレ講座や全国模試などが少しずつ始まってきます。 中学受験では小学校の後半に学習する内容が主な出題範囲になり、
受験を目指すのであれば6年生までの学習内容を早い段階でカリキュラムを終えておく必要があります。

例えば5年生から通うなどになりますと、1年で5年6年2年分を学習しなければいけず、ついていけないことによって本人の学習に対してのモチベーションが下がってしまう原因になりますので、3年生の後半段階で塾へ通う必要があります。


そもそも塾は大きくわけて4種類ある

ホワイトボードで講師と問題を解く様子

塾を検討するときに注意しなければならないのが、学習塾でも大きく4種類の形態があることです。したがって、目的に合わせた塾選びができるよう種類も把握しておきましょう。

①進学塾

名称のとおり「進学」を想定している塾であり、難関校を含めた中学受験対策を行えます。

受験を前提にしている塾は、できるだけ早く小学校で学習する範囲を終了させ、本格的な受験対策へ移行することが多いです。したがって、授業ペースが速く、先取り学習が行われます。

また、成績順にクラスが分かれていたり、定期的に学力を測るために独自のテストを実施したりと合格を勝ち取るための工夫がされているのも進学塾の特徴です。

②補習塾

補習塾では、主に学校で扱った内容を十分に理解できるようサポートする塾を指します。そのため、授業ペースは学校の進度と生徒の理解度に合わせてもらえます。

とくに学校の補習をベースにした塾は、生徒の状況に対応できる個別指導を採用する傾向にあります。中学受験など高度な応用力や思考力よりも、まずは学校で習った内容を定着させたい方におすすめです。

③総合学習塾

総合学習塾は、進学塾や補習塾のように目的を絞るのではなく、必要に応じて幅広い教育を受けられる特徴があります。例えば、普段は先取り授業を行いながら、テストが近づいてきたら復習中心のテスト対策に切り替えます。

このように生徒の状況と学校の状況を考慮して、指導内容を変えられるのが総合学習塾の良い点です。ただし、総合学習塾の中でも進学か補習のどちらかに寄っているケースもあるため、体験授業や問い合わせしたときに確認しておくと良いでしょう。

④専門塾

ここまで紹介した進学塾、補習塾、総合学習塾は、小学生であれば国語・算数・理科・社会・英語などの科目に対応しています。一方、専門塾は特定の科目のみを指導する塾です。

また、専門塾は受講できる科目が絞られているため、他の学習塾と比べるとスタッフや生徒数が少ないことも多くあります。したがって、一斉指導や個別指導よりも質の高い授業を受けることができるでしょう。

苦手な科目が明確ならば、専門塾を検討するのがおすすめです。


まとめ

小学生から塾に通うタイミングは、目的によって大きく異なります。とくに中学受験を視野に入れているのであれば、通常の学習内容に加えて受験対策なども合わせて行わなければなりません。

一方、学校の学習内容を理解することが目的だったり、中学進学の準備が目的だったりする場合は、中学受験を控えている子どもに比べるとそこまで焦る必要はないでしょう。つまり、「塾へ通わせること」自体が目的にならないよう、子どもと十分に話し合って目的に合わせた塾選びが重要になります。

また、楽しみながら勉強の習慣を身につけたいと考えているのであれば、ぜひ「革新的学習塾ブレストグループ」にお任せください。弊社では、一斉でも個別でもない12名前後の少人数クラス制を採用しており、独自のノウハウを盛り込んだ「魔法の授業」という神奈川県知事にも承認していただいたメソッドがあります。

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