
「勉強が難しくなった」「定期テストの成績を上げたい」など、塾に通う理由は人それぞれです。今は通ってなくても、受験のために塾に通うべきか悩んでいる人も多いでしょう。
そこで今回は、高校受験対策として塾に通うメリットと注意点、塾の選び方についてお伝えします。
高校受験対策として塾に通う4つのメリット

高校受験に向けて塾に通うと、主に4つのメリットが得られます。
- 学習習慣が身につき、勉強へのモチベーションも高まる
- 受験に強い講師指導のもと、しっかり対策できる
- 志望校に関する情報を得やすい
- 落ち着いた学習環境を確保できる
一つずつ説明しますので、ご覧ください。
学習習慣が身につき、勉強へのモチベーションも高まる
塾に通えば自然に取り組めるため、勉強する習慣が身につきます。部活動で忙しく、なかなか時間が取れない場合も学習時間を確保できます。また、熱心に勉強する周りの姿に刺激を受けたり、友人と切磋琢磨して勉強ができたりするため、モチベーションが高まりやすい点もメリットです。
受験に強い講師指導のもと、しっかり対策できる
高校受験の範囲は広く、難関校を目指すのであれば応用問題にも対応しなければなりせん。受験に強い講師がいる塾に通えば、応用力をつける演習や難関校対策のための授業など、受験に向けてしっかりとした対策ができます。志望校に関する情報を得やすい
学校によって出題傾向は異なり、時には入試のルールが変化することがあります。志望校に関する最新情報は、学校で聞いたり自分で調べたりすると不十分な場合もありますので、情報をつかむのが遅くなりかねません。しかし、塾では学校や受験に関する最新情報を持っているため、志望校に関する情報を得やすくなるのです。
落ち着いた学習環境を確保できる
家ではスマホやテレビの誘惑が多かったり、家族の生活音が気になって集中できなかったりします。落ち着いた環境を確保したい場合は、塾の自習室が便利です。教室を開放したり、1席ずつ区切られたりと塾によってさまざまですが、目の前の勉強に取り組める環境を確保できるのは、メリットの一つです。高校受験対策として塾に通う際の2つの注意点
高校受験の対策として塾に通う際には、2つの点に注意が必要です。- 費用がかかる
- 合格実績のみで判断する
それぞれ詳しく見ていきましょう。
費用がかかる
塾に通うと、授業料を払う必要があり、また夏期講習や冬期講習ではさらに別途費用がかかる場合もあります。しかし、一度身につけた学習習慣は、高校・大学・社会人になっても続きます。また成績アップは成功体験につながり、その体験によって自信もついてくるなど、得るものが大きいため予算を考えながら検討してください。
合格実績のみで判断する
成績を伸ばすうえで一番大事なポイントは、一人ひとりに合わせた「勉強法」をじっくりとつくり上げることができるかどうかになります。親の方が合格実績のみで判断してしまうと、塾のカリキュラムが正しいと盲信してしまい、子ども言いなりになるという状況を招きやすく、合わない勉強法で苦しんでしまうということが発生しやすいので注意が必要です。
高校受験対策の塾はいつから通うべき?

中学1年生から通っていたり、部活が終わってから通塾を考えたりと、人によって塾に通う時期はさまざまです。しかし、高校の受験対策をするためには、いつから通うべきなのでしょうか。
「なるべく早く」通い始めることが理想的
塾には「なるべく早く」通うのがおすすめです。 小学生から通っている方は、学習習慣や勉強のやり方、基礎が身につきやすいです。 また高校受験では、中学での定期テストの結果が内申点に影響します。都道府県によって異なりますが、中学1年生・2年生の成績が内申点として関わるのです。各教科の基礎を固めたり、勉強のやり方を知ったりするためにも、早くから通い始めるのが理想的です。
遅くても「中2の2~3月頃」には通い始める
2年生は、中だるみの時期とも言われています。学校生活に慣れ、夏休み以降は3年生の引退に伴いますます忙しくなります。そのため、勉強をする時間が減り、成績が落ちてしまいがちです。そこで通塾で学習時間を確保すれば、中だるみを防げます。また、高校受験の対策講座が始まる時期のため、遅くとも2年生の春休み前後には通い始めると良いでしょう。
高校受験に強い塾の選び方

せっかく通塾するなら、高校受験に強い塾に通いたいですよね。
ここでは、塾選びのポイントを5つお伝えします。
- 講師と子どもが合うかを確認する
- 授業形式(個別指導or一斉指導)を確認する
- 費用を確認する
- 学習サポートの充実度を確認する
- 体験授業で実際の雰囲気を確認する
それでは一つずつ見ていきましょう。
講師と子どもが合うかを確認する
講師と子どもの相性は学習塾の選び方でも大切なポイントです。「講師が苦手だから勉強も苦手になる」という場合も多く、逆を言えば「講師が好きだから勉強も楽しい」となります。講師と子どもの相性は人それぞれですが、子どもをよく観察して習熟度を理解しながら指導する講師は、子どもの目線に立って指導している講師と言えます。子どもが理解できていなくても先に進んでしまったり、質問しにくい雰囲気になったりしている講師だと、ますます勉強が苦手になるだけです。体験授業や講師と実際に話してみて、相性の良さを確認しましょう。
授業形式(個別指導or一斉指導)を確認する
授業形式は、主に個別指導と一斉指導の2つがあります。個別指導は、講師1人に対して生徒2〜3人を教える形式です。基本的には子ども一人一人に合ったカリキュラムで授業が進み、質問がしやすい環境のため、苦手教科の克服に向いています。一斉指導は、多人数で勉強しますので、緊張感を持って勉強できます。それぞれ異なる点がありますので、通塾の目的やお子さんの性格に合った形式を選びましょう。費用を確認する
授業料は、塾ごとに料金設定が異なりますが、個別指導の方が一斉指導よりも高い傾向にあります。また、何教科受けるのか、週に何回通うのかなどによっても変わってきます。授業料以外にも、入会金やテキスト代、模擬試験代などが必要です。1年間のトータルでかかる金額を計算して、高校受験まで無理なく通えるか確認しましょう。
学習サポートの充実度を確認する
講師に質問や進路相談ができる点など、授業以外のサポート体制が整っているかも大切なポイントです。子どもに必要なサポートが充実しているか、事前に確認しておくと良いでしょう。体験授業で実際の雰囲気を確認する
体験授業は、塾の雰囲気を確認できるチャンスです。評判が良いだけで通塾すると、お子さんには合っていなかったということも珍しくありません。どのような教室で授業が進められるのか、実際に確認して判断しましょう。まとめ
高校受験対策として通塾を考えているなら、なるべく早く通うのがおすすめです。早い段階で通っておけば勉強習慣が身につき、忙しい部活生でも時間を確保できるようになります。通塾は費用や時間の制約といった注意点もありますが、塾で効率的に受験勉強ができると考えれば、決してムダではありません。塾は授業形式や雰囲気が異なるため、体験授業を受けて自分に合ったところに通いましょう。
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