「うちの子、難関校を受験するけど、今の塾で大丈夫かな」と、不安を感じる保護者の方も多く見られます。
子どもの学校の成績が良く、模試の結果も悪くないからと、塾に通わせるか迷う方もいます。
しかし、難関の高校を受験する場合、一般的な対策だけでは不十分なことも多いため、塾での対策が欠かせません。
この記事では、難関校に対応できる塾の特徴や、選ぶ際の注意点、学べる内容などについて解説していきます。
【結論】難関校（公立高校）の高校受験をするなら、対応できる塾へ通うべき
難関校を志望する場合には、基礎の学力だけでは十分でないため、高校受験の内容を熟知した塾で対策をするべきです。
難関校の入試では、応用力や記述式問題の対策など、定型的な問題でなくても対応できる力が重要になるからです。
高校入試の範囲を早めに終わらせる「先取り学習」や、「出題傾向の分析」、「模試の後の振り返り」がある塾だと安心でしょう。
また、難関校を受験する場合には、定期テスト対策にも力を入れ、内申点を高くしておかなければなりません。
そのため、受験前から学習計画を立てたうえで、日頃の勉強にも力を入れておく必要があります。
また、平均的な偏差値の高校の受験に比べ、難関校の対策は早い時期から準備が欠かせません。
このように、難関校を受験する際には、早い時期からの準備と塾通いが不可欠です。
塾を変えたことで成績が伸びた事例
塾を変えたことで、子どもの成績が伸びるケースも多くあります。
塾によって指導のスタイルや講師の質、子どもとの相性が異なるからです。
たとえば、講師に豊富な指導経験があれば、難関校を受験する場合でも、十分な対策ができます。
また、一人ひとりの生徒に向き合って成績を伸ばそうとするスタイルの塾であれば、「うちの子」に合った指導を受けられます。
そして、子どもは自分に合った指導を受けられると、成績は伸びていきやすく、「勉強はやればできる」という感覚を身につけられるのです。
加えて、教室全体として、勉強を頑張る雰囲気であれば、周りから良い影響を受けて子どもも努力できるものです。
このように、難関校の受験では、応用力などはもちろんのこと、そもそも勉強を楽しいと感じられる仕組み作りが欠かせません。
そのため、「子どもが行くのを嫌がっている」「今のままでは、対策が十分ではないかもしれない」と感じたときには、思い切って塾を変えてみましょう。
難関校の高校受験での塾選びの注意点
難関校合格を目指す場合、早い時期から子どもに合った塾に通うことが重要です。
しかし、子どもに合った塾かは、実績のような表面的な情報だけではわかりません。
入塾してから「講師と相性が合わなかった」「一方的に授業を進めるだけだった」といったミスマッチが起きてしまうこともあります。
表面的な情報に惑わされず、難関校対策のできる塾を選ぶには、次のような点に注意しましょう。
- 偏差値や友達に流されて塾を選ばないよう注意
- 模試の分析をしない塾には注意
- 合格実績の数より、成績向上や個別対応を重視しない塾には注意
以下から、注意しておきたいポイントについて詳しく解説します。
偏差値や友達に流されて塾を選ばないよう注意
塾を選ぶときに、「偏差値の高そうな子が多い」「友達が通っている」といった理由だけで塾を選ばないよう注意しましょう。
お子さまの学力や性格、目標とする高校に合っていない塾では、本来の力を引き出せないこともあるからです。
たとえば、仲の良い友達がいるからと選んだ塾に通ったものの、肝心の講師と相性が悪いという場合もあります。
一方で、講師と子どもとの相性を重視した場合、学習の理解度がグンと上がり、塾の授業の時間は楽しいものになります。
また、偏差値の高そうな子が通っていることと、難関校対策ができているというのは、分けて考えましょう。
入塾時にテストがある場合、そもそもの偏差値が高い子が多く在籍しており、結果として難関校にも合格しているというケースも多いためです。
したがって、偏差値の高さに注目するのではなく、「どのくらい学力が伸ばせるのか」という点が大切です。
このように、「友達がいる」「偏差値が高そうな子が通っている」という、一見正しそうな安心材料で塾を選ぶと、思わぬミスマッチにつながってしまいます。
塾そのものが子どもに合うのかという「本質」に目を向けましょう。
模試の分析をしない塾には注意
模試が終わった後に、結果だけ返して終わりの塾には注意しましょう。
難関校を受験するなら、模試の結果を活かして、苦手科目への対策や得意単元をさらに伸ばすなど、計画的な対策が欠かせないためです。
模試の結果は、「教科・科目・単元ごとの理解度」「間違いやすい傾向」「時間配分」など、重点的に対策するべきポイントが詰まっています。
難関校対策ができる塾ほど、模試の結果を分析し、改善につなげるためのアドバイスを行う流れができています。
模試の分析をしないで、そのまま終わらせるような塾では、対策は十分とは言えません。
そのため、塾を選ぶ際には、模試の結果を踏まえて戦略的に学習計画を立てるアドバイスをくれるのかに注意しましょう。
合格実績の数より、成績向上や個別対応を重視しない塾には注意
塾を選ぶときには、合格実績の数のような「表面的な指標」より、成績アップや個別対応など「本質的な指導」であるかに目を向けましょう。
塾を探すときに「〇〇高校〇名合格！」という実績はわかりやすい指標のため、ついつい信用してしまいます。
実績は目安として参考にする程度なら問題ありませんが、鵜呑みにしてしまうと危険です。
たとえば、以下のようなケースがあります。
子供が中学2年の夏からお世話になりました。最終的にとても良い内申を取ることができて感謝です。希望の高校にも無事合格しました。少人数制で緊張感のある授業。定期テスト後の三者面談で今後の対策について作戦会議。やるべき事をクリアにしてもらって助かりました。おすすめです！
小学校3年生から中学3年生までお世話になりました。 小学生の勉強は家庭で親が教える事も出来ますが、つい感情的になり関係性が悪くなってしまうことがあります。 中学受験はしないけれど、小学校の学習をおろそかにしてほしくない・本当に塾へ通わなければならなくなった時に、塾へ行く文化が無いが為に塾へ行くのを嫌がらないようにしたい。 そのような理由から、この塾を選びました。 高校受験の結果は志望する公立高校に合格。 報告をした際 先生方は泣いて喜んでいたので、一生懸命に指導してくれたのだと思いました。 中学生の塾が終わる時間は遅いです。3年生になると回数も多くなります。近隣に住まわれているなら、上大岡へ出ず、こちらへ通う事をお勧めします。
口頭試問や少人数制など、ブレストならではの教え方で、効率的に学力を伸ばすことが出来ました。おかげで志望校に合格することが出来ました。
また、一部の塾では複数の塾に通っていた生徒の合格を、自塾の実績としてカウントするケースや、模試の結果を根拠に広告表現を工夫したりするケースもあります。
そのため、塾に通ってからどれだけ成績が伸びたか、1人ずつ生徒を見ているかといった点に目を向けましょう。
難関校対策ができる高校受験向け塾の対策内容
難関校への合格を目指せる塾では、次のような対策をしています。
- 先取り学習
- 定期テスト対策
- 親子をサポートする保護者面談
以下から、それぞれ見ていきましょう。
先取り学習
難関校の合格を目指すなら、できるだけ早く入試範囲の勉強を終える「先取り学習」が重要です。
難関校では、応用力を求める問題が多く、基礎学力だけでは対策に時間がかかるからです。
たとえば、中学生3年生の夏頃までに授業で習う範囲を終わらせていれば、秋以降は受験対策に集中できます。
そのため、先取り学習のできる塾に通えば、苦手科目を繰り返し復習したり、過去問にじっくり取り組んだりする時間を確保できます。
このように、難関の対策ができる塾では、先取り学習を取り入れており、早い時期から受験勉強に集中できる仕組みになっています。
定期テスト対策
難関校に合格するには、入試の点数だけでなく、定期テストでも良い結果を残す必要があります。
定期テスト対策ができる塾には、次のような特徴があります。
- 内申点を上げることで受験を有利に進める
- 受験や高校進学後を見据えたテスト対策をする
以下から、順番に見ていきましょう。
内申点を上げることで受験を有利に進める
内申点を上げることで、受験を有利に進められます。
多くの高校では、入試の得点と内申点の両方を加味して合否を決めるケースがほとんどだからです。
難関校になればなるほど、内申点で取っておきたい基準も高く、「ほぼオール5」の状態が必要になります。
つまり、いくら当日のテストの点数を取れたとしても、内申点が低ければ合格は難しくなるのです。
そのため、難関校対策ができる塾では「定期テストでは、確実に点数を取る」ということを重視しています。
また、一部難関公立高校では、特色検査という思考力や判断力を測るテストもあるため、対策できる塾なのかを確認しておきましょう。
このように、難関校を目指すなら、内申点を上げられるような塾を選ぶと受験を有利に進められます。
受験や高校進学後を見据えたテスト対策をする
高校受験やその先の進学を意識するなら、定期テストは「内申点を上げるもの」という認識ではなく「定期テストそのものが学び」という意識を持ちましょう。
直前になってテスト対策を始めるやり方では、生徒が自ら学習の計画を立てて、必要な勉強をする経験になりません。
学習計画を立ててその通りに勉強する経験をした生徒と、塾に任せっきりの対策をした生徒では、その後の伸びる力が変わってきます。
定期テスト対策として「点数を取るためだけの勉強」をさせるやり方はおすすめできません。
そのため、今後に活かせるように定期テスト対策をしている塾を選びましょう。
親子をサポートする保護者面談
難関校対策ができる塾では、子どもの指導だけに注力するのではなく、保護者面談も取り入れています。
高校受験は子どもがするものですが、家族による日頃のサポートも欠かせないためです。
子どもだけでなく保護者もサポートする仕組みであれば、長い受験期間を乗り越えるうえで、ご家族全体の安心感が違います。
親子で受験を乗り切るためにも、定期的に面談を行う塾なのかを確認しましょう。
わたしたちブレストグループでは、定期テストの後に面談週間を設けています。
面談時には、生徒の答案を保護者の方と一緒に確認し、一人ひとりの今後の課題をお伝えしていきます。
そのため、一斉指導塾でありながらも、塾と保護者で協力してお子さまの勉強を個別のサポートが可能です。
難関校対応の塾で高校受験合格した体験談
合格者に共通する特徴として、「勉強を楽しんでいた」「コツコツ努力していた」といった点が挙げられます。
そして、難関校に合格した生徒たちは、最初から特別な才能があった訳ではありません。
合格者たちの工夫や努力がわかる体験談を、次の通りにご紹介します。
- 公立難関校合格者の声
- 私立難関校合格者の声
以下から、それぞれ見ていきましょう。
公立難関校合格者の声
わたしたちブレストグループの中で、公立難関校である横浜翠嵐高校に合格した方の声をご紹介します。
ブレストに入塾したきっかけは、内申点を上げたかったからです。ブレストは地域密着型の塾で学校ごとのテスト傾向に合わせた対策ができる点が魅力だと思います。実際に通い始めてから徐々にテストの点数が上がり、苦手だった社会も、楽しくなりました。
ブレストに通ううちに講師陣の熱意に触れ、勉強の楽しさに気づけました。特色対策講座では思考術を学び、力になったと実感しています。
このように、ふたりに共通するのは、勉強を楽しんでいた点が挙げられます。
私立難関校合格者の声
わたしたちブレストグループの中で、私立難関校である法政大学第二高等学校に合格した方の声をご紹介します。
内申点をオール5に近づける必要があり、プレッシャーを感じていました。ブレストに通ってからは、わかりやすい授業や自習室のおかげで勉強に集中できました。結果として、目標としていた内申点をクリアし、受験にも無事合格したので、後輩に苦手があっても希望校を目指せると伝えたいです。
部活動にも力を入れていたため、内申点を取るのに苦労しました。ブレストでは、講師陣に優しくわかりやすく指導してもらい、とても感謝しています。
部活動も忙しく、時間の制約がある中で内申点を上げるのが大変でした。ブレストではノートの取り方や勉強法のアドバイスをいただきました。そして、講師陣は優しいだけでなく、やるべきことや足りない部分はきちんと伝えてくれました。
このように、3人に共通するのは、内申点を上げる工夫をしていた点が挙げられます。
塾に通って難関校の高校受験をするうえでよくある質問
難関校を目指すご家庭からいただく、次のよくある質問にお答えします。
- 難関校を受験するためには、いつから塾に通えば良い？
- 一般入試か推薦入試にかかわらず塾は必要？
以下から、それぞれ解説します。
難関校を受験するためには、いつから塾に通えば良い？
難関校合格を目指すなら、できれば中学1年生のうちから、遅くても2年生の春までには塾に通いましょう。
中学2年生の春までに通っていれば、学校の授業と並行して基礎固めができるので、3年生になってから時間に余裕ができるからです。
難関校を受験する際には、応用問題対策を早い時期から取り組む必要があります。
そのため、2年生から塾で基礎を固めておき、3年生の夏になったタイミングで過去問演習に取り組むと良いでしょう。
一般入試か推薦入試にかかわらず塾は必要？
はい、どちらの受験方式でも必要です。
受験方式にかかわらず、難関校の場合はできるだけ早い時期からの対策が必要になります。
たとえば、ある私立高校の推薦入試では、高い内申点に加え、英検準2級以上などの資格が受験の際に求められます。
受験する学校によって対策は異なるため、志望校の募集要項を確認しておきましょう。
難関校に高校受験するなら、塾を上手に利用しよう！
この記事では、難関校受験に対応している塾の特徴や、注意点を解説しました。
難関校に合格するには、塾を「ただ通う場所」とするのではなく、上手に利用しましょう。
わたしたちブレストグループでは、講師は100％正社員。
そのため、講師陣の質が高く、難関校対策にも対応しています。
また、ブレストグループでは、生徒が主体の参加型授業をモットーとしています。
参加型授業では、生徒が主体的に学べるので、グングン成績を伸ばすことが可能です。
もし、ご興味があれば、無料体験授業を随時行っています。
こちらからお気軽にお問い合わせください。
