中学生になり、勉強面への不安から、子どもを塾に通わせ始めた、という保護者の方は多いはずです。
一方で、塾に通わせていても、子どもの成績が思うように伸びず、塾通いの効果に対して、不安を抱いている方もいるでしょう。
塾に通っていれば勝手に成績が上がっていく、ということはありません。
この記事では、塾に通う中学生の成績が上がらない理由や、成績が上がる塾選びの基準を、詳しくご紹介します。
そもそも中学生は塾に通えば成績上がるの?

株式会社SUNCOREが2023年に実施した調査では、塾に通う中学生の約66%が成績アップ、約73%が偏差値アップを達成したことが明らかになりました。
この結果はつまり、塾に通えば、中学生の子どもの成績が上がる可能性が十分にある、ということを示しています。
現在は成績が思うように伸びていない中学生でも、塾に通ってしっかり勉強に取り組めば、成績は少しずつ上がっていくでしょう。
塾に通っているのに中学生の成績が下がることはあるの?

塾に通うと、成績・偏差値アップが見込める一方で、塾に通っていれば必ず成績が上がる、とは言い切れません。
株式会社SUNCOREが2023年に実施した調査では、0.6%というわずかな数ではあるものの、塾に通っているうちに、成績が下がった中学生もいることがわかっています。
塾に通っているのに成績が下がる原因を見極め、適切に対処しなければ、いつまでも成績が上がらず、塾に通っている時間・労力が無駄になってしまうかもしれません。
塾に通っている中学生の成績が上がらない理由と、その原因への対処法は、以下から詳しく紹介します。
塾に通っている中学生の成績が上がらない理由

塾に通っている中学生の成績が上がらない場合、以下の理由が考えられます。
- 塾へ行くだけで満足してしまっているから
- 勉強の進め方がわからないから
- 塾があっていないから
- 塾でしか勉強していないから
- 塾通いや勉強に対するモチベーションが低いから
- わからない部分を解消できていないから
上記の6つは、塾に通っているのに成績が上がらない原因であると同時に、中学生が「成績の伸び悩み」を自覚するきっかけにもなり得るポイントです。
現在は成績に対する不安がない中学生でも、6つの理由にひとつでも当てはまるものがある場合、ここから成績が伸び悩む可能性があります。
ここからは、塾に通う中学生の、成績アップを妨げる6つの理由を、ひとつずつ詳しくみていきます。
塾へ行くだけで満足してしまっているから
塾へ行くだけで満足してしまっていると、塾通いを継続しても成績は上がりません。
塾に通うこと自体が目的になっている場合、勉強へのモチベーション維持が難しく、塾の授業にも集中できなくなります。
「ただ塾の授業に参加しているだけ」という状態では、学習効果が低いため、成績も伸び悩んでしまう可能性があるのです。
勉強の進め方がわからないから
勉強へのやる気があるにもかかわらず、成績が上がらない場合、自宅での勉強の進め方がわかっていない可能性があります。
塾に通っている中学生でも、授業の復習をしたり、塾・学校の宿題に取り組んだりと、塾以外での勉強時間を確保する必要があります。
とくに、授業の復習は、塾で習った内容をきちんと定着させるために欠かせません。
2006年に開催された、「言語力育成協力者会議(第1回)」の配布資料には、学習内容を定着させることの重要性について、以下のように記述されています。
例えば、「一定のことは暗記し反復により定着させるべきである」との意見に見られるように、「読み・書き・計算」などの基礎的・基本的な知識・技能の面については、発達の段階に応じて徹底して習得させ、学習の基盤を構築していくことが大切
家庭学習の進め方がわからず、授業の復習を疎かにしていると、塾でどんなにまじめに勉強していても、成績は上がらないでしょう。
学んだ内容をノートに書いたり音読したりする、問題を解いてアウトプットの回数を増やすなどの方法で、復習を繰り返すことにより、学習内容をより効率的に定着させられます。
塾が合っていないから
通っている塾との相性が悪ければ、どんなに一生懸命勉強していても、成績は上がりません。
- 先生との相性
- 教室の雰囲気
- 指導方法(一斉指導・個別指導)
- 自分の学力と塾のレベル
こうしたポイントが合わない塾に通い続けても、勉強へのモチベーションは維持できないでしょう。
勉強に対して前向きに取り組めなければ、成績を上げることも難しくなります。
塾でしか勉強していないから
塾でしか勉強に取り組んでいないことも、成績が上がらない原因のひとつです。
学校の授業はもちろん、学校の宿題や塾の宿題に取り組んだり、習った内容を復習したりと、家庭での勉強も大切にしなければ、成績は上がりません。
成績アップを目指すうえでは、塾で勉強していれば大丈夫だと安心しないこと、そして塾に頼りすぎないことが重要です。
塾通いや勉強に対するモチベーションが低いから
塾に通うことや勉強に対するモチベーションが低いと、塾通いを続けても成績は上がらないでしょう。
「親に言われたから」「友達が通っているから」などの理由で塾通いを続けている中学生には、塾に通う明確な目的がありません。
目的がないままでは、塾通いや勉強に対するモチベーションを上げにくく、塾の授業にも前向きに参加することが難しくなるため、成績アップも見込めないでしょう。
わからない部分を解消できていないから
勉強中に生じた不明点を解消できないまま、塾に通い続けていても、成績アップは見込めません。
中学生になると、小学生と比べて、学習しなければならない内容が増える分、授業のスピードが早くなります。
そのため、わからない部分がひとつでもあると、そこから先の授業についていけなくなり、不明点が蓄積されてしまうのです。
勉強に対する苦手意識が生まれると、克服に時間を要するため、成績も上がりにくくなります。
成績が上がらない中学生の塾の見直し方

塾で頑張って勉強しているにもかかわらず、成績に変化がない場合、通っている塾を見直すことで、成績アップを目指せる可能性があります。
塾を見直すときは、以下の基準で検討するといいでしょう。
- 個別か集団か、塾のタイプを見直す
- 先生が自分をちゃんと見てくれているかを確認する
- 自分の目標に塾の内容が合っているかチェックする
- 授業のレベルが合っているかを見直す
- 体験授業や相談を活用して慎重に選ぶ
ここからは、中学生が通う塾を見直すときの基準を、ひとつずつ紹介します。
個別か集団か、塾のタイプを見直す
塾に通っていても成績が上がらない場合、塾の指導スタイルとの相性が良くない可能性が考えられます。
塾は、指導スタイルの違いで、大きく2つのタイプに分けることができ、それぞれの指導スタイルごとに、向き・不向きが異なります。
- 一斉指導塾:先生1人に対して生徒複数人が同時に授業を受ける。集団指導塾と呼ばれることも
- 個別指導塾:先生1人に対して生徒1~3人程度が指導を受ける
1人では勉強のモチベーションが上がらない中学生・切磋琢磨できる環境の方が頑張れる中学生の場合、個別指導塾では、勉強へのやりがいを見出せないかもしれません。
反対に、周りに人がいると気が散ってしまう中学生・大人数の前で発言するのが苦手な中学生は、一斉指導塾に通っても勉強に集中できないでしょう。
中学生の子どもに合うタイプ・向いているタイプの塾に変えることで、勉強へのやる気や集中力がアップしたり、理解度が高まったりすることがあります。
先生が自分をちゃんと見てくれているかを確認する
塾を見直すときは、塾の先生との相性もひとつの基準になります。
授業でわからない部分があったとき、先生に質問しやすい環境が整っていると、その都度、不明点を解消しながら勉強を進めることができます。
子どもたちの様子をきちんと見て、勉強の進捗や理解度を把握してくれる先生であれば、中学生も安心して勉強に取り組めるでしょう。
自分の目標に塾の内容が合っているかチェックする
自分の目標と塾の指導内容がマッチしているか、確認することも重要です。
両者にズレが生じたまま塾に通い続けても、期待する学習効果は得られません。
- 定期テストで高得点を取りたいのに、受験勉強に特化した塾に通っている
- 志望校合格に向けた勉強をしたいのに、予習復習を中心に取り組む塾に通っている
通う塾を見直す前に、まずは「なぜ塾に通うのか」「塾に通ってどうなりたいのか」を明確にして、その目的・目標に見合った塾を探すことが重要です。
授業のレベルが合っているかを見直す
塾での学習効果を高めるには、レベルが合っている授業を受けることが重要です。
たとえば、授業内容が難しく、スピードについていけない場合や、反対に授業内容が簡単で退屈してしまう場合は、授業のレベルが合っていない可能性があります。
レベルが合っていない授業への参加は、学習効果を下げるだけでなく、勉強自体へのやる気を削ぐことにもなりかねません。
塾の授業が中学生のストレスにならないよう、授業の内容・レベルが合っているか、見直しましょう。
体験授業や相談を活用して慎重に選ぶ
現在通っている塾が合わないからといって、焦って転塾を決めるのではなく、体験授業や相談を活用して、慎重に転塾先を選びましょう。
ホームページや資料を見ているだけでは、自分に合う塾を見つけられません。
塾との相性は、体験授業や無料カウンセリングに参加して、塾・先生の雰囲気を体感することで、見極めやすくなります。
また、塾選びで大切なのは、保護者目線ではなく、実際に塾に通う中学生本人の目線です。
保護者が通わせたい塾を選んだり、保護者の意見を押し付けたりするのではなく、中学生の意思を尊重して、通いやすい塾を一緒に探してあげましょう。
塾に通えば成績が上がる中学生の特徴

塾に通っているのに、成績が上がらなかったとしても、焦る必要はありません。
以下のような中学生は、塾に通い続けるうちに、成績が上がる可能性があります。
- 自宅でも勉強できている中学生
- わからない部分を自分から質問する中学生
- 塾の宿題をきちんとこなしている中学生
- 間違いを放置せず復習している中学生
- 勉強の目的を理解している中学生
ここからは、塾に通えば成績が上がる中学生の特徴を、それぞれ詳しくみていきます。
自宅でも勉強できている中学生
たとえ短い時間でも、学校や塾以外で机に向かう習慣がある中学生は、成績が伸びていきます。
勉強で重要なことは、学校や塾で教えてもらったままにせず、復習して内容を定着させることです。
自宅だと勉強に集中できない、という場合は、塾の自習室で復習を済ませてから帰宅するのもひとつの手でしょう。
学校の授業と塾の授業だけで勉強を終わらせず、自分が勉強しやすい場所で、学校・塾の授業以外の勉強時間を確保することが大切です。
わからない部分を自分から質問する中学生
わからない部分を放置せず、自分からすすんで先生に質問できる中学生も、成績が上がります。
不明点を解消し、考え方や問題の解き方の理解を深めることで、つまずきを最小限に抑え、新たに習う範囲にも取り組みやすくなります。
また、先生と積極的にコミュニケーションを取ることで、自宅学習の進め方など、勉強以外のアドバイスをもらえることもあるでしょう。
塾以外での学習効率が良くなり、成績アップが期待できます。
塾の宿題をきちんとこなしている中学生
塾の宿題をきちんとこなせる中学生は、塾に通うことで成績が上がります。
- 宿題を解いた後、見直しや丸付けまで済ませる
- 間違えた問題を振り返り、どこでつまずいたのか明確にする
- 自力で解消できない不明点は先生に質問する
重要なのは、宿題を期限までに終わらせて提出することではありません。
塾の宿題を活用して、学習内容に対する理解を深められれば、成績アップにつながるでしょう。
間違いを放置せず復習している中学生
塾に通って成績が上がる中学生には、間違えた部分を振り返り、理解が誤っていた箇所を修正できる、という特徴があります。
演習で間違えたということは、正しく理解できていない部分がある、ということです。
なぜ間違えたのかを明確にしたうえで、もう一度問題を解き直したり、ポイントをノートにまとめ直したりすることで、理解を深められます。
学習内容の定着を図るうえで、復習は欠かせません。
丁寧な復習は学習効果を高めるため、成績アップにもつながっていくでしょう。
勉強の目的を理解している中学生
勉強する目的・塾に通う目的が明確になっており、その目的に向かって努力できる中学生は、塾に通うことで成績が上がります。
明確な目的がないまま塾に通い続けていても、勉強へのモチベーションは上がりません。
部活動や習い事で忙しい中学生の貴重な時間が無駄になるだけでなく、保護者にとっても、ただ金銭面の負担が増えるだけ、という状況になってしまいます。
- 志望校に合格したい
- 苦手を克服したい
- 偏差値を上げたい
塾に通う中学生自身が、なぜ塾に通うのか、通うことでどうなりたいかを、明確に言語化できていれば、塾通いや勉強のモチベーション向上、そして成績アップにつながるでしょう。
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ただ塾に通い続けているだけでは、成績は思うように伸びません。
塾での学習効果を高めるためには、塾で勉強する目的を明確にしたり、自宅学習の時間を確保したりすることが重要です。
また、塾の先生とコミュニケーションを積極的に取り、不明点を残さずに勉強を進めれば、成績が上がっていくでしょう。
それでも成績が伸び悩んでいるときは、通う塾を見直すのもおすすめです。
私たちブレストグループの中学生クラスは、少人数制の一斉指導で、楽しくわかりやすい授業が魅力です。
授業後には必ず宿題を出していますが、授業時間中に宿題の疑問点を確認する時間を設けることで、わからない部分を漏れなく解消できる学習サイクルを確立しています。
また、一斉指導塾でありながら、定期テスト後には個別面談を実施しており、生徒個人の弱点や課題を確認することで、その後の指導に役立てています。
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