中学生の子どもの塾通いを決めたものの、塾でどの教科を学ばせるべきか、判断に迷っている保護者の方は多いのではないでしょうか。
できるだけ多くの教科を塾で学ばせたいと思っていても、塾のスケジュールや、授業料などの費用を考えると、実際には学ぶ教科を絞らなければならないこともあるはずです。
この記事では、塾でどの教科を学ばせるべきか迷っている保護者の方に向けて、中学生の子どもの得意不得意・受験科目に合わせた、教科選びのポイントを解説します。
中学生が塾で学ぶ教科の選び方

中学生のスケジュール調整の難しさや、保護者が支払う授業料の負担の大きさから、5教科すべてを塾で学べない場合、次の基準で学ぶ教科を絞るのがおすすめです。
- 「苦手教科」で選ぶ
- 「受験に必要な教科」で選ぶ
以下からは、中学生が塾で学ぶ教科の選び方を、それぞれ詳しく解説します。
「苦手教科」で選ぶ
ひとつ目は、「苦手な教科を塾で学ぶ」という選び方です。
苦手な教科を克服したいと考えていても、自分の力だけで苦手克服に取り組める中学生は多くありません。
苦手教科の場合、どの部分でつまずいているのか、何が理解できていないのかを、中学生自身が把握できていないことがあります。
また、「苦手」という意識があるだけで、その教科の勉強に取り組むモチベーションも上がりにくいでしょう。
そのような状態で、不明点や理解できていない部分を洗い出し、解消に向けた対策を取るのは、簡単ではありません。
だからこそ、苦手科目ほど、これまでに数多くの中学生の苦手克服をサポートしてきた、プロの塾講師から指導を受けるのがおすすめです。
塾講師からの指導を受けることで、自覚できていなかった課題が見つかることもあるため、苦手を徹底的に克服できます。
決められないときは英語と数学がおすすめ
とくに苦手な教科がなく、どの教科も平均的な成績が取れていて、塾で学ぶべき教科を決めきれない場合は、英語と数学の授業を受けることをおすすめします。
なぜ英語と数学を優先すべきかというと、この2つは他の教科と比較して、中学1年生からの積み重ねがとくに重要だからです。
たとえば、理科や社会は、暗記が中心です。
学校の授業でまじめに話を聞き、自宅での復習を欠かさなければ、わざわざ塾で学ばなくとも、知識の定着が図りやすい教科だといえます。
しかし、英語と数学は、そう簡単にはいきません。
中学生の数学では、一次方程式でつまずいてしまうと、その先に学ぶ二次方程式や、関数全体が理解できなくなってしまいます。
また、中学生の英語も同様に、最初に学ぶ「主語+動詞」の文型を理解していなければ、形容詞や副詞を含んだ文型は理解できないでしょう。
このように積み重ねが重要な教科は、どこかでつまずいてしまうと、そこから先が理解できなくなり、成績が伸び悩みやすいのです。
だからこそ、英語と数学に対する苦手意識がなかったとしても、早い段階から基礎を固めておくことで、学年が上がって学習内容が難しくなっても、つまずきにくくなります。
さらに、英語と数学の勉強では、基礎を固めるほかに、トレーニングを繰り返すことも重要です。
学校の授業でも、英語の文法や英単語のテストをしたり、数学の練習問題を解いたりすることはありますが、それだけでは足りないことの方が多いでしょう。
だからこそ、塾で英語と数学を学び、トレーニングの量を増やす必要があるのです。
受験英語か?英会話か?の違いに注意
塾で英語の授業を受ける場合は、英語を学ぶ目的と、塾の指導内容の間にズレがないか、あらかじめ確認しておきましょう。
英語を学ぶ目的に合わせた塾の選び方は、以下のとおりです。
- 受験対策をしたい中学生:文法・読解中心の指導をしてくれる塾がおすすめ
- 英検対策をしたい中学生:英作文やリスニングなどの実践をたくさんできる塾がおすすめ
- 英会話をやりたい中学生:スピーキングの実践練習ができる塾がおすすめ
目的に合わない指導を受けても、成績アップは見込めません。
どのような力を磨きたいのか、何のために英語を学ぶのかを明確にしたうえで、その目的と指導の方向性がズレていない塾を選びましょう。
「受験に必要な教科」で選ぶ
志望校が決まっている中学生は、受験に必要な科目を優先的に学ぶのがおすすめです。
高校受験の学力試験の対象は、公立高校の受験では5教科、私立高校の受験では3教科が一般的で、教科ごとの点数ではなく、総合点で合否を判断されます。
そのため、得意教科でどんなにいい点数を取れたとしても、足を引っ張る教科があると、総合点が下がってしまいます。
とくに、3教科のみの点数で判断される私立高校の学力試験では、1つでも得点率の低い教科があると不利になるため、塾で学んで伸ばしておくと安心です。
テストの点数が低い教科は、努力した分だけ成績が上がりやすい教科でもあります。
とくに、高校受験の本番まであまり時間がない中学3年生は、点数が大きく伸びる余地がある教科を重点的に学ぶことで、学力試験の総合点アップを目指せるでしょう。
英語・数学以外で中学生が塾で学ぶべき教科

塾でどの教科を学ぶか迷ったときには、英語・数学を選ぶのがおすすめです。
ただし、成績次第では、英語・数学以外の教科も検討した方がいいでしょう。
英語・数学以外で、中学生が塾で学ぶべき教科は、以下の3つです。
- 国語
- 理科・社会
以下では、教科ごとに、中学生が塾で学ぶべき理由を解説します。
国語
国語は、公立高校・私立高校を問わず、高校受験時の学力試験で必要な教科です。
国語の試験では、制限時間内に問題文を読み、内容を理解して、問題を解かなければなりません。
塾で国語を学ぶことにより、文章を読み解く力が鍛えられる、というメリットがあります。
塾の国語の授業では、文章を読むトレーニングができるため、問題文をスピーディに理解する力を磨けるでしょう。
とくに、読解法を丁寧に教えてくれる塾で国語を学べば、文章を読み解く力を磨けるため、成績アップにつながります。
学校でおこなう国語の授業では、教科書を使った指導が一般的で、担当する教師によって指導内容・方法に差が出やすい、という面があります。
一方で、塾はカリキュラムに沿って、指導方法が統一されているため、クラスが変わったり、講師が変わったりしても、指導内容に大きな差が出ません。
答えを導き出すプロセスが理解しやすくなることで、国語の成績アップが期待できるでしょう。
また、国語の試験では、古文や漢文の問題が出題されることもあります。
こうした分野は、英語や数学と同じく、問題演習を数多くこなすことが重要です。
学校の授業では、取り組む問題の量が不十分であることも多いため、塾の授業でトレーニングを積むといいでしょう。
理科・社会
理科と社会は、ほかの教科と比べると、塾で学ぶ優先度はあまり高くありません。
しかし、「成績の底上げ」「内申点対策」が目的なら、塾で学ぶことをおすすめします。
理科と社会は、基本的に暗記する内容が多いため、学校の授業や家庭学習でも、十分に対策できることがほとんどです。
ただし、自力での対策が難しい中学生は、成績全体の底上げを図るためにも、塾で学ぶといいでしょう。
学校の授業や自宅での復習に加えて、塾でも同じ内容を繰り返し学ぶことで、記憶を定着させやすくなります。
入試での出題頻度が高い箇所や、優先的に覚えるべき箇所なども教えてもらえるため、効率的に学べるでしょう。
また、理科と社会の成績が、他の教科と比べて大幅に低い場合は、塾で勉強して成績を上げることで、内申点対策ができます。
内申点対策を目的としている中学生は、中学2年生までに、理科と社会を塾で学びましょう。
これは、内申書に反映されるのが、一般的に中学3年生の2学期までの成績であり、早めの対策が重要だからです。
学年別!中学生が塾で学ぶおすすめ教科

塾で学ぶ教科を決めきれない中学生は、現在の学年に応じて検討するのもひとつの方法です。
以下2つの時期で、塾で学ぶおすすめの教科は異なります。
- 中学1年生・中学2年生
- 中学3年生
以下では、中学生が塾で学ぶおすすめの教科を、学年別にご紹介します。
中学1年生・中学2年生
中学1年生では、英語・数学・国語の3教科をバランスよく学ぶことが望ましいもの。
中学2年生以降は、理科や社会も加えた5教科指導が効果的です。
無理のない範囲で計画的に通塾することが、学力向上と生活の両立につながります。
塾通いの負担を増やしすぎないことがポイントです。
学校の授業や部活動・習い事などの予定と、塾通いを、無理なく両立できるようにしましょう。
中学1年生〜中学2年生が優先すべきは、勉強する習慣を定着させることです。
勉強する習慣といっても、毎日2時間以上勉強しなければならない、ということではありません。
たとえ、1日30分程度の短い時間だったとしても、毎日勉強を継続させることが重要なのです。
とくに中学1年生は、周囲の環境や生活リズムが大きく変わる時期です。
肉体的にはもちろん、精神的にも疲れを感じやすいため、塾に通う回数を増やしすぎてしまうと、疲労で勉強に集中できなくなる可能性があります。
学校と部活動に加えて、塾通いがある生活に慣れることを優先し、塾に通うこと自体が嫌になってしまわないペースを守れるようにしましょう。
そのためには、苦手な教科1つに絞って授業を受けたり、早めの対策が必要な英語・数学だけを塾で学んだりするのがおすすめです。
塾で学ぶ教科数が少ないことで、不安を感じる中学生は、塾通いの時間が確保しやすい、夏期講習や冬期講習のみ、塾で学ぶ教科を増やすという方法もあります。
中学3年生
中学3年生になったら、塾で学ぶ教科を3〜4つに増やし、本格的に高校受験対策をするといいでしょう。
とくに中学3年生の夏頃に部活動を引退すると、時間的な余裕ができるため、塾で学ぶ教科数を増やしやすくなります。
学ぶ教科数が増え、塾に滞在する時間が長くなることで、同じく受験勉強に励む仲間たちと過ごす時間も増えます。
一緒に勉強に励むことで、勉強や高校受験に対するモチベーションも、維持しやすくなるでしょう。
私立高校を受験する中学生は、入試に必要な3教科、公立高校を受験する中学生は、英語・数学に加えて、苦手意識がある教科を1〜2つ、塾で学ぶのがおすすめです。
中学生が塾で学ぶ教科数と費用の関係

中学生の子どもを塾に通わせる保護者の方にとって、気になるのは塾通いにかかる費用でしょう。
塾で学ぶ教科数が増えれば増えるほど、授業料や教材費など、必要なお金も当然増えていきます。
また、塾の指導スタイルによっても、1回あたりの授業料が異なります。
一斉指導(集団指導)塾と個別指導塾、それぞれ1か月あたりの授業料の平均額は、以下のとおりです。
| 通塾頻度 | 一斉指導塾 | 個別指導塾 |
|---|---|---|
| 週1~2回 | 8,000~20,000円 | 16,000~40,000円 |
| 週3~4回 | 24,000~50,000円 | 48,000~70,000円 |
上記は、授業料のみの平均額であるため、実際には、教科ごとの教材費など、追加費用が発生します。
塾には通わせたいけれど、経済的な負担はできるだけ抑えたい、という保護者の方は、中学生の子どもが苦手な教科に絞って、塾に通わせるといいでしょう。
勉強面への不安が大きかったり、成績の全体的な底上げを図りたかったりする場合は、「3教科コース」「5教科コース」などを用意している塾を選ぶのがおすすめです。
コース受講すると、費用が少し安くなることもあるため、経済的な負担を減らしつつ、幅広い教科を塾で学ばせることができます。
塾での勉強が必要な中学生の教科を見極めて効率よく学ぼう

中学生が、塾での勉強が必要な教科を見極めるときは、まず「苦手教科かどうか」「受験に必要かどうか」という基準で判断するのがおすすめです。
塾で勉強したい教科が多いからといって、授業の数を増やしすぎると、学校の授業や部活動・習い事との両立が難しくなります。
また、学校の宿題や授業の復習にくわえて、塾の宿題に取り組む時間も必要になり、自宅でリラックスして過ごす時間とのバランスも、取りにくくなります。
学校生活と塾通いを無理なく両立させるためには、学年ごとに最適な教科数を意識することが大切です。
中学1年生では英語・数学・国語の3教科を軸に学びましょう。
中学2年生以降は、理科・社会も加えた5教科での指導が理想的です。
私たちブレストグループの中学生クラスは、1クラス12名程度の、少人数制の一斉指導が特徴です。
講師から生徒への、一方通行の指導とは異なり、全員参加型の授業を実施しているため、生徒が受け身にならず、モチベーションを維持しながら勉強と向き合うことができます。
さらに、中学生が勉強を進める中で、不明点を残さず先へ進めるよう、チームティーチングという時間を設けていることも、特徴のひとつです。
チームティーチングの時間には、中学生が黙々と自習を進めるなかで、わからない部分・理解できない部分が出てきた際、その場ですぐ講師に質問できます。
中学生が「わかった」「できた」という感覚を味わううちに、勉強に対するネガティブな感情を払拭できるため、勉強に対して前向きな気持ちで取り組めるようになります。
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