
「子どもも中学生になったし、塾に通わせた方がいいんだろうけど…一斉指導(集団指導)と個別指導、正直言ってどちらがいいのかわからない」などとお悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
一斉指導(集団指導)と個別指導では、授業のやり方が全く違うもの。
そのため、塾に通わせるメリット・デメリットや、お子様の合う合わないも違います。
そこでこの記事では、中学生向けの一斉指導(集団指導)塾と個別指導塾それぞれの特徴とメリット・デメリット、合う子と合わない子の特徴を詳しく解説していきます。
中学生向け一斉指導(集団指導)塾の特徴

中学生向けの一斉指導(集団指導)塾の特徴は、以下の4つです。
- 一人の講師につき20人~30人の生徒がいる
- 塾のカリキュラムに沿って受験まで計画的で効率的な指導を受けられる
- 学校と異なる、目的が同じ集団のコミュニティに属する
- 定期テスト対策・模擬試験などのサポート体制が充実している
それぞれ詳しく見ていきましょう。
一人の講師につき20人~30人の生徒がいる
一斉指導(集団指導)の塾では、一人の講師が20人〜30人ほどの生徒を対象に授業を行います。
講師は教室の前に立ち、黒板やホワイトボードを使って進行し、生徒たちは板書を写したり、説明を聞きながら自分でノートを取るなど、学校と似た形式で学習が進みます。
塾によっては、生徒同士の距離が近く、適度な緊張感と競争意識が生まれやすい雰囲気が特徴です。
塾のカリキュラムに沿って受験まで計画的で効率的な指導を受けられる
一斉指導(集団指導)塾は、受験指導をしているところが多く、塾独自のカリキュラムで、受験までフォローアップします。
塾のカリキュラムは、今までの実績や経験を踏まえて受験に特化しているため、受験までの期間に計画的で効率的な指導を受けられます。
学校と異なる、目的が同じ集団に属する
一斉指導(集団指導)塾では、生徒たちは、学校とは違う集団に属することになります。
それは、「入試」という難関に向けて一緒に努力する、同じ目的を持った集団です。
そうした集団に属することで、学校とはまた違う刺激を受け、仲間ができ、ともに勉強に励むようになります。
定期テスト対策・模擬試験などのサポート体制が充実している
受験には内申点も大きく関わってくるため、進学塾でも定期テスト対策には力を入れています。
また、月一回模擬試験を行うなど、授業以外のサポート体制も充実しています。
模擬試験では、他の受験生と比べて、今の自分がどのくらいの学力レベルにいるのかが、偏差値という数値で客観的に示されます。
偏差値は、単に点数を示すものではなく、「同じ試験を受けた中で、自分の順位がどのくらいか」を全国規模で表す指標です。
たとえば、進研模試やV模擬、W合格模試といった大手模試では、数万人単位の受験データをもとに集計されるため、「偏差値60=上位16%」「偏差値50=ちょうど真ん中」といった形で、相対的な学力の位置づけが正確に把握できます。
こうした模試を定期的に受けることで、お子様の学習の到達度や志望校合格への距離感を、ただの手ごたえではなく、数値で明確に認識できるようになるはず。
その結果、「あと何をどれだけ頑張れば届きそうか」が具体的に見え、モチベーション維持にもつながります。
中学生向け一斉指導(集団指導)塾のメリット

中学生向けの一斉指導(集団指導)塾のメリットは、以下の3つです。
- 周囲の仲間と競い合うことが刺激・学習意欲につながる
- 集団の中で、自ら勉強する力が身につく
- 受験を見据えた集中的なカリキュラムがある
それぞれ詳しく見ていきましょう。
周囲の仲間と競い合うことが刺激・学習意欲につながる
一斉指導(集団指導)塾では、常に周囲に同じ目的を持って勉強している仲間がいます。
そのため、周囲の仲間と競い合うことで、刺激を受け、「自分も負けていられない!」という学習意欲に繋がります。
また、他の生徒の意見を聞くことで、自分で考えられる範囲を超える知見を得られることもあるでしょう。
仲間は、友達でもあり、ライバルでもあり、思春期の子どもにとって重要な存在です。
仲間と一緒に切磋琢磨して努力するという経験は、後々の人生で必ず活きてきます。
集団の中で自ら勉強する力が身につく
一斉指導(集団指導)塾では、自分で板書を写したり、講師の話をメモしたりして、ノートを作っていく学習が基本になります。
テキストの重要部分に線を引いたり、書き込んだりすることも自分の力でやる必要があります。
こういった勉強法は、高校でも大学でも基本は同じなので、一斉指導(集団指導)を通して、自分で勉強していく力を身につけることは、非常に重要です。
中学生のうちに、自ら勉強する力を身につけておくことで、高校、大学に進学しても、自力で勉強を進めていくことができるようになります。
受験を見据えた集中的なカリキュラムがある
一斉指導(集団指導)の塾では、受験を見据えての集中的なカリキュラムがあります。
例えば、夏期講習や春期講習、受験直前の冬期集中講習など、その時期に必要な学習内容を集中的に学べるカリキュラムがあるため、受験に向けて計画的かつ効率的に勉強を進めていくことができます。
日々の授業も、基本的には受験に向けて組まれているため、無駄なく受験勉強ができるのです。
中学生向け一斉指導(集団指導)塾のデメリット

中学生向けの一斉指導(集団指導)塾のデメリットは、以下の3つです。
- 授業についてこれない子のフォローが十分ではないことがある
- 受験用のカリキュラムになりがちなことがある
- 大学生アルバイト講師を採用している塾もある
それぞれ、詳しく見ていきましょう。
授業についてこれない子のフォローが十分ではないことがある
一斉指導(集団指導)塾では、一斉授業を行うため、授業についてこれない子がいた場合に、充分なフォローができない場合があります。
一斉指導(集団指導)塾でも、講師と生徒でコミュニケーションを取り、わからなそうな子にフォローを入れたり、問題を解いている時間には、一人ひとり机を回って、個別にアドバイスをしたりするところもあります。
しかし、あまりにもついてこれないと、やはりその集団にいること自体が苦痛になってしまうでしょう。
受験用のカリキュラムになりがちなことがある
一度に複数生徒を指導する塾では、中一から受験用のカリキュラムが組まれているところが多いです。
そのため、普段の学校の授業の内容とは違う内容を教えられます。
数学や英語も、進み方が早く、学校の授業よりもハイレベルなことが多いです。
子どもによっては、それが負担になる場合もあるでしょう。
ただし、一斉指導塾のすべてが完全に画一的というわけではありません。
地域の学校事情に応じて、柔軟に授業内容を調整している塾もあります。
「一斉指導塾=一律の授業」と思い込まず、実際に通う校舎での対応状況を確認しておくと安心です。
大学生アルバイト講師を採用している塾もある
多くの一斉指導(集団指導)塾では、プロの専任講師ではなく、大学生のアルバイト講師を教壇に立たせているケースが一般的です。
授業数の多さや人員確保の都合上、大学生講師の比率が高くなっている塾も少なくありません。
大手塾でも、大学生講師が半数以上を占めていることがあります。
大学生講師は、年齢が近くて親しみやすく、受験の経験が新しいため、現場の雰囲気や心情を理解してくれるという利点もあります。
しかしその一方で、教える技術や指導ノウハウにおいては、やはりプロの専任講師とは差があるもの。
私たちブレストグループでは、こうした指導の「質の揺らぎ」をなくすため、大学生アルバイトを一切採用しておりません。
全員が社会人のプロ専任講師です。
「何を教えるかより、誰が教えるか」を重視し、経験と責任を持った講師だけが教壇に立ちます。
だからこそ、どの授業でも質のブレがなく、生徒一人ひとりに的確な対応ができる安定した指導環境を維持しています。
「今日は当たり外れがないか」などの不安とは無縁です。
お子様の大切な時期に、安心して任せられる体制を整えています。
中学生向け個別指導塾の特徴

中学生向けの個別指導塾の特徴は、以下の3つです。
- 一人の講師につき複数名の生徒がいる
- 一人ひとりに合わせたオリジナルのカリキュラムで勉強する
- 対話形式の授業が多い
それぞれ詳しく見ていきましょう。
一人の講師につき複数名の生徒がいる
一般的には、一人の講師につき2人以上を個別指導とする塾が多く、一方で1対1の形式を「個人指導」と呼ぶケースも広がっています。
授業形式は、一人ひとりに個別ブースがあり、そこに講師が一人ついてマンツーマン指導します。
講師一人に2人~4人生徒がいるところでも、生徒は個別ブースに分かれて、講師は一人ずつを相手にする形式が多いです。
実際の個別指導塾では、このような「1人の講師に2人〜4人の生徒」という形式のほか、講師が各生徒を順に回って対応する「巡回型」もあります。
現在の個別指導塾では、講師1人が2〜4人の生徒を交互に見る「巡回型」が主流。
生徒の学年や科目はバラバラで、同じ時間帯に中1と中3が別々の科目を学んでいる状況がごく一般的です。
一人ひとりに合わせたオリジナルのカリキュラムで勉強する
個別指導のカリキュラムは、生徒一人ひとりに合わせて作られます。
苦手な単元や学習のつまずき方は人によって異なるため、最初の面談などを通じて、どの単元をどう進めていくかを個別に設計。
通塾スケジュールも一斉指導塾と比べて柔軟で、週ごとに曜日の調整が可能な場合もあります。
たとえば、「この週は月・水・金、次週は火・木・金」など、自分の生活スタイルに合わせた通い方がしやすいのも特徴です。
特に中学生は、学年や中学校によって授業の進度や定期テストの範囲が異なることが多く、個別指導では「自分の理解のペース」に合わせて進めることが重要といえるでしょう。
ただし、個別指導塾ではさまざまな学校や学年の生徒を同時に指導するため、学校ごとのテスト傾向や過去問の分析までの対応は期待できません。
それでも、自分の弱点に絞った対策がしやすいため、得点アップのために「何に集中すべきか」が明確になりやすく、効率よく勉強したい生徒には適した環境といえるでしょう。
授業も一人ひとりの進度や理解に合わせて進められるため、他の生徒に合わせて遅れたり、先に進みすぎたりする心配もありません。
対話形式の授業が多い
一斉指導(集団指導)塾が講義形式の授業が多いのに対し、個別指導の授業は、対話形式が多いです。
生徒と講師が、わからないところなどを重点的に対話しながら進めていきます。
生徒は、わからないところがあればすぐに講師に質問することができ、その場で答えてもらえます。
ただし、2~3人いるところは、順番待ちになるケースもあるでしょう。
授業を行わず自学習を徹底管理する「管理型」の学習塾もある
最近では、「授業をしない塾」として注目される管理型(コンサル型)の指導スタイルも広がっています。
講師が教壇に立って授業を行うのではなく、生徒自身が自学自習を進めることを前提に、その計画や実行を徹底的に管理・指導する形式です。
講師は授業をせず、生徒一人ひとりの学習スケジュールを作成し、進捗確認や演習のフィードバックに集中します。
授業で「わかったつもり」になるのではなく、実際に問題が解けるまでやり抜く力を身につけさせることが目的です。
「授業を受けて理解したい」というタイプの生徒には合わないかもしれませんが、「自分のペースで勉強したい」「自学習の習慣をつけたい」という目的が明確な中学生には、こうした塾が向いている場合もあります。
本記事では主に一斉指導塾と個別指導塾を比較していますが、こうした「管理型」の新しい塾形態も、今後の選択肢として注目されています。
中学生向け個別指導塾のメリット

中学生向けの個別指導塾のメリットは、以下の4つです。
- すぐ横に講師がいるので、気軽に質問しやすい
- 一人ひとりの弱点や苦手分野に合わせた学習ができる
- 学校や一斉指導(集団指導)の塾でついていけない子でも自分のペースで学習できる
詳しい内容を見ていきましょう。
すぐ横に講師がいるので、気軽に質問しやすい
個別指導塾の場合、すぐ横や後ろに講師がいる場合が多いです。
したがって、何かわからないところがあれば気軽に質問できます。
集団の中で手を挙げるのが苦手な子でも、個別指導であれば、誰の目も気にせず、わからない時にすぐに講師に質問することができるため、理解を深めやすい環境です。
一人ひとりの弱点や苦手分野に合わせた学習ができる
一斉指導(集団指導)塾では、一斉授業なので、個別の課題はできませんが、個別指導塾であれば、一人ひとりの弱点や苦手分野に合わせた学習ができます。
例えば、数学だけ苦手な子であれば、数学だけ勉強することができますし、英語の文法が苦手な子であれば、まずは英文法だけを勉強することもできます。
もちろん、苦手な教科が複数あれば、複数の教科を勉強することも可能です。
そして、できなくなったところから復習できるので、現在中学生でも、小学校の勉強から復習することもできます。
この点が、個別指導塾の一番の強みといえます。
学校や一斉指導(集団指導)の塾でついていけない子でも自分のペースで学習できる
学校の授業についていけない子は、たいていの場合、一斉指導(集団指導)塾でもついていけません。
しかし、個別指導塾であれば、自分のペースで学習できるので、「ついていけない」ということがそもそもありません。
ゆっくり教えてもらえばわかる子や、作業が遅い子、発達や学習に困難があり、丁寧に対応してもらいたい子の場合は、個別指導塾の方が良いでしょう。
中学生向け個別指導塾のデメリット

中学生向けの個別指導塾のデメリットは、以下の4つです。
- 費用が高いわりに効果が出にくい
- アマチュアや学生の講師がいるなど、授業の質に差が出やすい
- 周りと競えないため、自分の学力がどの程度かわからない
- だらけたり甘えたりして勉強が進まない可能性がある
それぞれ、詳しく見ていきましょう。
費用が高いわりに効果が出にくい
個別指導塾は、一斉指導塾に比べて1コマあたりの料金が高く、教科数や通塾回数に応じて月謝も高額になりがちです。
その一方で、実際の授業を担当するのは、次にも解説するように大学生やアルバイト講師であることが多く、指導経験や学習ノウハウの差によって、成果に大きなばらつきが出るケースがあります。
特に、成績が伸び悩んだときに「講師を変えてみましょうか?」という形で講師交代を繰り返し、生徒の学習状況がリセットされてしまうような対応も少なくありません。
営業担当の教室長が生徒の滞留を引き延ばすような形で対処し、根本的な指導改善に結びつかない場合、「高いお金を払ったのに、成果が出ない」という状況に陥ることもあります。
「何が悪かったのか」がわからないまま退塾に至るケースもあり、費用面でのリスクをしっかり理解したうえで塾を選ぶことが大切です。
アマチュアや学生の講師がいるなど、授業の質に差が出やすい
個別指導塾は今どんどん増えていて、しかも一斉指導(集団指導)塾より人手が要るので、どこの塾でも人手不足です。
そのため、アマチュア(アルバイトなど)や学生の講師が多い塾があります。
当然、アルバイトや学生の講師は、経験も少なく、実績やノウハウもないため、一斉指導(集団指導)塾の授業より質が劣る場合が多いです。
そういった講師にも、しっかり研修を行っている塾もありますし、ちゃんとプロの講師がいる塾もありますが、そこをしっかり見極めることが重要です。
周りと競えないため、自分の学力がどの程度かわからない
個別指導塾では、基本一人での勉強になります。
2人〜3人いたとしても、周囲と競うようなシステムにはなっていません。
そのため、苦手分野や弱点ばかり勉強していると、自分の学力が今周囲と比べてどのくらいの地点にあるのかを知ることが難しくなります。
個別指導塾で「できた!」という実感を持つことは大事ですが、いざ模試などを受けてみると、思ったより低い点数だった、などということもあります。
受験を考えているなら、個別指導塾の他に、模試などを定期的に受ける必要があるでしょう。
だらけたり甘えたりして勉強が進まない可能性がある
講師にもよりますが、一般的に個別指導塾の講師は、一斉指導(集団指導)塾の講師より甘い傾向があります。
厳しい指導についていけず、優しく教えてもらいたい子にはいいですが、一人の空間では他の人の目がないため、ついだらけてしまったり、甘えが出て勉強が進まなかったりする可能性があります。
一人で勉強しているとすぐにだらけてしまうような子は、一斉指導(集団指導)塾の方が向いているかもしれません。
中学生向け一斉指導(集団指導)塾が合う子の特徴
中学生向けの一斉指導(集団指導)塾が合う子の特徴は、以下の4つです。
- 学習意欲が高い子
- 志望校の目標が定まっている子
- コミュニケーション力・協調性が高く、集団になじみやすい子
- 競争が好きな子
それぞれ詳しく見ていきましょう。
学習意欲が高い子
学習意欲が高く、自分でどんどん勉強していける力がある子は、一斉指導(集団指導)塾が合っています。
同じようなレベルの仲間と切磋琢磨しながら、勉強を進めていけるでしょう。
志望校の目標が定まっている子
志望校が決まっている子は、その学校を目指すレベルの一斉指導(集団指導)塾が合っています。
特に、難関校は出題傾向に特徴がある場合もあるので、受験のノウハウが豊富で、指導に長けたプロの専任講師に教わる方が、難関校を突破しやすいでしょう。
コミュニケーション力・協調性が高く、集団になじみやすい子
一斉指導(集団指導)塾では、少なくとも5人以上は生徒がいます。
そのため、他の生徒と上手くやっていけるかどうかは重要です。
コミュニケーション力が高く、協調性があって、集団になじみやすい子は、一斉指導(集団指導)塾で真価を発揮するでしょう。
競争が好きな子
仲間と競い合うことで、モチベーションが上がるような、競争が好きな子も、一斉指導(集団指導)塾に合っています。
一斉指導(集団指導)塾では、常に周囲と比較されるようなことが多いので、友達と競い合い、刺激し合うことで、どんどん勉強がはかどるでしょう。
負けず嫌いな子も、一斉指導(集団指導)塾に合っています。
中学生向け一斉指導(集団指導)塾が合わない子の特徴

中学生向け一斉指導(集団指導)塾に合わない子の特徴は、以下の4つです。
- 学校の授業についていけていない子
- 人前で質問ができない子
- 学習意欲がない、勉強が嫌いな子
- コミュニケーションや新しい場に溶け込むのが苦手な子
それぞれ詳しく見ていきましょう。
学校の授業についていけていない子
学校の授業についていけない子は、たいていの場合、一斉指導(集団指導)にもついていけません。
「ついていけない」のは、それなりの理由があるはずなので、その理由を紐解き、それに対応してくれそうな個別指導塾の方が良いでしょう。
人前で質問ができない子
一斉指導(集団指導)塾では、わからないところがあれば人前で手を挙げて質問する必要があります。
それができない子は、一斉指導(集団指導)塾には向いていないと言えるでしょう。
学習意欲がない、勉強が嫌いな子
学習意欲がなく、勉強が嫌いな子にとっては、どの形式の塾でも成果が出にくいことがあります。
特に、自ら学ぼうとする意識がなければ、講師がついていても「ただそこに座っているだけ」になってしまうケースは、個別指導塾でも起こり得ます。
そのうえで、1クラス20人を超えるような一斉指導塾では、一人ひとりの様子を細かく見るのが難しくなるため、学習意欲が低い子は集団の中で置いて行かれてしまう可能性もあります。
そのような場合には、より丁寧な声かけや目配りが可能な形式の塾を検討した方がよいかもしれません。
コミュニケーションや新しい場に溶け込むのが苦手な子
人とのコミュニケーションや、新しい場に溶け込むのが苦手な子は、一斉指導(集団指導)塾に入るのは難しいでしょう。
一斉指導(集団指導)塾では、講師と生徒の掛け合いや、生徒同士のコミュニケーションが不可欠です。
また、いつ入塾しても、そこには既に「場」があって、その場に溶け込む必要があります。
したがって、コミュニケーションが苦手な子や、場に溶け込むのが苦手な子は、一斉指導(集団指導)塾は苦痛になってしまうでしょう。
中学生向け個別指導塾が合う子の特徴

中学生向けの個別指導塾が合う子の特徴は以下の3つです。
- マイペースで、一人でなんでもやりたい子
- 苦手科目が多いなど学力にムラがある子
- 部活や習い事で忙しく、塾通いでは時間の自由度を優先したい子
それぞれ詳しく見ていきましょう。
マイペースで、一人でなんでもやりたい子
子どもの中には、自分のペースを守りたい子や、一人で何でもやりたい子がいます。
そういう子は、他人に合わせるのが苦手だったり、集団の中にいるのが苦痛だったりする場合もあります。
そのような特徴がある子は、個別指導塾の方が良いでしょう。
苦手科目が多いなど学力にムラがある子
得意科目と苦手科目の差が激しい子なども、個別指導塾に向いています。
苦手科目は学校の授業も大変だけれど、得意科目は学校の授業では物足りない、という子もいます。
そういう子は、個別指導塾で自分のやりたいところに合わせてもらうのが良いでしょう。
部活や習い事で忙しく、塾通いでは時間の自由度を優先したい子
部活や習い事などで忙しい子は、毎日塾に通うのは難しいでしょう。
塾は、時間の空いている時に通いたい、習い事の時間に合わせて塾に通いたい、などという子は、個別指導塾の方が時間の自由度が高くて向いています。
中学生向け個別指導塾が合わない子の特徴

中学生向けの個別指導塾が合わない子の特徴は、以下の2つです。
- 一人で勉強するのが嫌な子
- 一対一のコミュニケーションが苦手な子
それぞれ詳しく見ていきましょう。
一人で勉強するのが嫌な子
一人で勉強していると、どうもモチベーションが上がらない、勉強が嫌になってしまう、寂しい、だらけてしまう、などという子は、個別指導塾には向いていません。
周りに一緒に勉強する友達(競争相手)がいた方が、モチベーションがアップして、学習意欲が湧くでしょう。
一対一のコミュニケーションが苦手な子
集団の中にいるのは平気でも、一対一になると緊張して何も話せなくなってしまう子もいます。
個別指導塾のメリットは、「いつでもすぐに質問できる」ことなので、それができないと、個別指導ではフォローしきれず、あまり意味がありません。
「何をどう教えて欲しいか」を自分から伝えるのが苦手な子は、一斉指導(集団指導)で上から教えられた方が伸びる可能性があります。
中学生向け個別指導塾と一斉指導(集団指導)塾の費用相場比較

中学生向けの個別指導塾と一斉指導(集団指導)塾の費用相場を比較すると、下図のようになります。
| 一斉指導(集団指導)塾 | 個別指導塾 | |
|---|---|---|
| 中一(週2回) | 16,000円~42,000円 | 28,000円~50,000円 |
| 中二(週2回) | 22,000円~45,000円 | 30,000円~50,000円 |
| 中三(週3回) | 30,000円~50,000円 | 40,000円~70,000円 |
個別指導塾と一斉指導(集団指導)塾とでは、個別指導塾の方が1ヶ月に約1万円〜2万円高くなります。
塾によって料金差が出る理由は、立地や人件費などいろいろありますが、個別指導塾の方が高い理由は、主に人件費です。
ただし、費用が高いからといって、必ずしも質が高いとは限りません。
実際には、これまでも解説したように大学生アルバイト講師が担当している個別指導塾も多く、「費用は高いのに、内容は物足りなかった」と感じるケースがほとんど。
また、一斉指導と個別指導を併設している塾では、質の高い講師が一斉指導に集中し、個別指導側には新人や経験の浅い講師が配置されるといった実情もあります。
だからこそ、「子どもに合うかどうか」と同時に、「その塾がどれだけ本気で成果を出そうとしているか」をしっかり見極めることが大切です。
私たちブレストグループでは、この10年間で2,460名の中学生を指導し、そのうち9割以上が「内申点アップ」「偏差値アップ」のいずれか、もしくは両方を実現しました。
つまり、「通わせた」という習慣づけの結果だけでなく、目に見える結果が出ています。
しかもこうした結果は一部のトップ層だけではなく、ごく普通の公立中学生が、部活や習い事と両立しながら達成した成果です。
ブレストグループが「プロ講師による授業」「成績アップ実績」「生徒ごとの細やかな対応」にこだわるのは、まさに「結果の出る塾」であり続けるためです。
中学生向け個別指導と一斉指導(集団指導)で迷ったら、良いとこ取りの塾がおすすめ!

中学生向けの個別指導塾と一斉指導(集団指導)塾の特徴やメリット・デメリット、合う子・合わない子の特徴、費用相場比較を解説してきました。
個別指導塾も一斉指導(集団指導)塾も、それぞれ長所・短所があります。
まだ迷われている方も多いでしょう。
そこで、個別指導塾と一斉指導(集団指導)塾の両方の良いところを取り入れた塾をご紹介します。
ブレストグループは、横浜市でいくつか塾を経営しています。
ブレストグループの授業は12名前後の少人数クラスであり、一方通行の講義でもなく、子どもが競争心やワクワク感を適度に感じられる最適なスタイルです。
講師は全員プロの専任講師で、「魔法の授業」と呼ばれる質の高い授業を行っています。
ゲーム感覚で進められる授業は、講師とクラス全員の生徒とのコミュニケーションで成り立つものです。
また、一斉授業とは別に、個別に問題を解きながら、いつでも講師に質問できるチームティーチングも実施しており、生徒一人ひとりの課題や弱点をゼロにしていきます。
このような、一斉指導(集団指導)と個別指導の良いとこ取りのブレストグループは、どちらがいいのか迷っている親御さんに一番おすすめできるといえます。
近隣の方は、ぜひ一度ホームページをチェックしてみてください。











