ほんとうの春

こんにちは。BRESTの久本です。
BREST港南台は港南一中を対象としています。

自然が休養をする、とわたしたちは言う。
そのじつ、 自然は死にもの狂いで突貫しているのだ。
ただ、 自然は、店をしめて鎧戸(よろいど)をおろしただけなのだ。
しかし、そのなかでは、新たに仕入れた商品の荷をほどいて、
抽斗(ひきだし)ははちきれそうにいっぱいになっている。
これこそほんとうの春だ。
いまのうちに支度をしておかないと、春になっても支度はできない。
未来はわたしたちの前にあるのではなく、もうここにあるのだ。
未来は芽の姿で、わたしたちといっしょにいる。
いま、わたしたちといっしょにいないものは、将来もいない。
芽がわたしたちに見えないのは、土の下にあるからだ。
未来がわたしたちに見えないのは、いっしょにいるからだ。

ときどきわたしたちは、 水気のなくなった、いろんな過去の思い出につつまれて、すえた匂いをはなっているように思われることがある。
わたしたちは現在とよぶ古い作り土のなかに、どんなにたくさんの太った白い芽がぐんぐん伸びているか、どんなにたくさんの種がこっそり芽を吹き、どんなにたくさんの古い挿木苗が、
いつかはかがやかしい生命に燃え上がる一つの芽となって、生きているか、
もしもわたしたちがそれを見ることができたとしたら、
秘められた将来の繁栄をわたしたちのなかにながめることができたとしたら、
おそらくわたしたちは言うだろう。
――おれたちのさびしさや、おれたちのうたがいなんてものは、
まったくナンセンスだ。
いちばん肝心なのは生きた人間であるということ、
つまり育つ人間であるということだ、と。

チェコのカレル・チャペックという作家の詩です。この突進力にはめまいがしてしまいそうです。あるものはすでにあり、ないものはない。その当たり前の内容のなんと芳醇なことか。
受験生の勉強も同じように自分の埋もれた力を掘り起こす作業なのかもしれません。あと一か月です、がんばっていきましょう。

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